職場でのモラルハラスメントチェック方法
職場でもモラルハラスメントは行われてしまう可能性があります。
そもそも職場でたびたび問題になる「パワーハラスメント」も相手の人格を傷つける行為なので、モラルハラスメントの一種です。
そうなると、自分はモラルハラスメントをしてしまっていないか、はたまたモラルハラスメントを受けてしまっていないか気になってしまうところですよね。
そこで今回は、職場でのモラルハラスメントのチェック方法についてご紹介いたします。
気づきにくい職場でのモラルハラスメント
職場でモラルハラスメントが行われてしまっている場合、なかなか気づきにくいという点があげられます。
なぜなら、そのひとつひとつの行為は陰険ではありますが、非常にささいなものであるからです。
さらに、モラルハラスメントを指導のつもりで行っている人もおり、周囲からも指導の一環なのかそれともいじめなのか中々判断しにくい部分があります。
そういったことから、周囲に助けを求めても、巻き込まれたくないという思いも沸き起こり、「指導だろ」で切り捨てられてしまうこともあります。
職場の場合のモラルハラスメントチェック
職場でモラルハラスメントをチェックする方法として、7つの項目があります。
1つ目は、部下があたかもその場にいないかのように振る舞い、部下が話しかけても無視をするかためいきをつくというものです。
2つ目は、業務に必要な情報なのにも関わらず、部下に大事な資料を回さずにそれを部下のミスに仕立て上げることです。
3つ目は、「いつだってお前は」など、いつも部下が悪いかのような口ぶりをすることです。
4つ目は、会社内で部下の悪いことをあることないこと広めたり、逆に部下に対して「お前は嫌われている」と告げたりして、部下を孤立させようと仕向けてくることです。
5つ目は、自分の自慢話を鼻高々に叫び、あたかも自分が優秀な人間であるかの如くふるまうことです。
6つ目は、部下のコンプレックスをわざと言い、同僚たちの前で辱めを受けさせることです。
7つ目は、部下のプライベートな話についても、やたらと首を突っ込んでくることです。
以上の項目のどれか、もしくはいくつかにチェックが付くと、
あなたの職場はモラルハラスメントが常駐している可能性が高いです。
モラルハラスメントは、自分が言われて嫌な事、されて嫌なことを徹底的につついてくる卑怯な行為です。
それにより、心がずたずたになり社会生活もままならなくなってしまいます。
そうなってしまう前に、モラルハラスメントを受けた人のためのセミナーなどが行われているので、カウンセリングを受けるつもりで参加してみるとよいのではないでしょうか。