<就職や転職に役立つ資格【1】> G検定(ジェネラリスト検定)とはどんな資格か?試験内容やメリットを解説

国も推奨している企業のDX化は、AIやITなどを駆使したデータサイエンスが欠かせません。しかし、AIやIT技術を使いこなすDX人材不足は深刻で、大企業であってもDX人材となると潤沢とは言えない状況にあります。日本社会全体でDX人材が不足している今、役立つ資格がG検定(ジェネラリスト検定)です。

AIや、データサイエンスの幅広い知識を体系的に理解し、自身の事業にも役立つことができるG検定は、キャリアップするために役立つ資格として注目を集めています。ここでは、G検定(ジェネラリスト検定)とはどんな資格か?試験内容やメリットなどを解説いたします。

 

G検定とは?

まずはG検定の概要などをまとめました。

●G検定(ジェネラリスト検定)の概要
「G検定」とは、公式名を「ジェネラリスト検定」と言います。一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA:Japan Deep Learning Association)が実施する民間資格です。G検定はAIやディープラーニングなどの技術とビジネス活用の双方を理解して橋渡しができる「ビジネストランスレーター」としてのジェネラリスト育成を目的としています。ジェネラリストとは「適切な活用方針を決定して、事業活用する能力や知識を有している人材」を指し、G検定を取得することで「ディープラーニングを事業に活かすための知識を保有している人材」と認められることとなります。2017年からスタートし、2021年8月時点での累計受験者は約60,000人、累計合格者は約40,000人で、近年では企業研修の一環として、団体で受験をするケースも増えてきているとのことです。

●G検定で問われる知識
G検定では以下のような内容が問われます。
主にディープラーニングの基礎レベルな知識を問われます。

・人工知能(AI)とは(人工知能の定義)
・人工知能分野の問題
・機械学習の具体的手法
・ディープラーニングの概要
・ディープラーニングの手法
・ディープラーニングの社会実装に向けて

●G検定の合格率は?G検定は独学で学べるか?
G検定の合格率は60%~70%で、合格するためには約30時間の勉強を要するとされています。合格率だけ見ると、超難関とまではいきませんが、一発合格となると、やはりそれなりの知識量が必要となります。G検定は独学でも学ぶことは可能です。AIに関して全く知識がないと難易度は高いと考えられます。普段から仕事上でAIやデータサイエンスに関わりを持っているならば、独学でも問題はありませんが、効率よく合格を目指すなら、WEBセミナーや受験講座などを受けることをおすすめします。

 

G検定を受験する3つのメリット

G検定を受験することで得られる3つのメリットは以下の通りです。

【1】AI(人工知能)やデータサイエンスの幅広い知識を体系的に理解することができる
AI(人工知能)やデータサイエンスに関わる人がG検定を受験することは、それだけでメリットになります。G検定の受験勉強を通して、AIやデータサイエンス、ディープラーニングについてより深い知見を得ることができるからです。合格できたなら、有資格者としてキャリアアップも果たせます。AIやデータサイエンスについて知識がない人でも、G検定受験を理由にイチから学ぶことができるので、今後の仕事にもプラスになります。

【2】ディープラーニングを事業に活かす知識を有していることを証明できる
  (名刺にJDLAのロゴを記載できる)

G検定に合格すると、名刺にJDLAのロゴが記載できます。これはJDLA(一般社団法人日本ディープラーニング協会)が「ディープラーニングを事業に活かす知識有している」ということを客観的に証明していることとなります。

【3】IT人材・DX人材として就活や転職活動が有利になる
【2】でも記しましたが、G検定に合格すると名刺にJDLAのロゴを記載でき、ジェネラリストであることが証明できます。この資格を持っているだけで、IT人材、DX人材が不足している市場ではとても重宝され、就活や転職活動を有利に運ぶことが可能です。

 

G検定受験内容

G検定の受験内容は以下の通りです。

●試験日程 年3回(3月/7月/11月)

●試験概要 知識問題(多肢選択式/220問程度)/試験範囲はシラバスの範囲

●試験時間 120分

●受験環境 オンライン受験

●受験回数 制限なし/複数回受験可

●受験料  一般 13,200円/学生 5,500円
*再受験の場合は受験日より2年以内の場合は半額(一般/6,600円/学生/2,750円)

 

G検定や機械学習について学ぶならWEBセミナーがおすすめ

G検定や機械学習は、普段から慣れ親しんでいればそこまでハードルを感じないでしょうが、イチから始めるとなるとかなり高いハードルが立ちはだかることでしょう。IT人材やDX人材が必要になったら、G検定を受けようと思ったら、まずはセミナーで機械学習やデータサイエンスなどについて学んでみてはいかがでしょう。G検定向けのセミナーもご用意しています。下記URLよりお好きなセミナーを探してみてください!

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【参照情報】
Schoo for Business
>>>ディープラーニング検定とは?試験概要や難易度、資格取得のメリットまで解説

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>>>G検定とはどういう資格なのか?合格方法・試験範囲などおすすめの受験対策とともに解説する

一般社団法人日本ディープラーニング協会
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