【いまココ見とけ!ビジネスコラム 第53回 未来の車は空を飛ぶ 国が取り組む「空の移動革命」とは?】

どうも!未来都市大好きオパオパです。
子どもの頃は、トランスフォーマーに憧れ、バックトゥザフューチャー2を見ては、空飛ぶデロリアンに心奪われたものです。

大人になった今でも、経済ニュースを見ながら、どの企業がいつぐらいからネコ型ロボットの開発を始めるのかを、期待してしまいます。

とはいえ、現実では、子どもの頃に思い描いていた、未来都市からはまだまだ遠く、唯一未来的マシンだなと感じるスマホを片手で、昔遊んだレトロゲームを楽しむ日々です。

そんな私の目の前に、とあるサイトの情報が飛び込んでまいりました!

経済産業省が”空飛ぶクルマ”の実現に向けたロードマップを取りまとめました

ついに国が本気を出した!
なんと、経済産業省が、”空飛ぶクルマ”が実現した未来を描いたイメージ動画・画像を作成したのです!

経済産業省ではこれまでも、官民の関係者が一体となり、日本における”空飛ぶクルマ”の実現向けた「空の移動革命に向けた官民協議会」という会合を重ねてきており、この度、2018年12月20日の第4回会合にて「ロードマップを取りまとめた」との事なのです。

ここで注目したいのは「空の移動革命」に取り組むその意義。

私は単純に「未来なら車ぐらい空を飛ばないと」という、未来都市に対して描いていたイメージを具現化したものだと思っていました。

しかし実際には「空飛ぶクルマが必要な場所・シーン」を想定して、話し合いが重ねられてきていたのです。

■”空飛ぶクルマ”が必要なシーンとは?

私に限らず、大抵の人はそうだと願いたいのですが、”空飛ぶクルマ”と聞くと、近未来っぽくて前衛的なビルの間をビュンビュン飛ぶようなイメージがあります。

しかしそれは単なる未来予想図。

実際には「年の渋滞を避けた通勤、通学や通園」「離島や山間部での新しい移動手段」「災害時の緊急搬送や物資輸送」など、実に「日本にありがちな環境」に沿った構想だったのです。

目からウロコとはこのことで、この構想が実現すれば、まさに「空の移動革命」となります。

これを実際に発展させるためには「民」の将来構想や技術開発の見通し、「官」による民間へのサポートと、社会に受容される「ルールづくり」を整合的に進めていくことが重要、と記されています。

そこで、実現に向けたロードマップを作成した、というわけですね。なるほど。

しかもこれは遠い未来の話ではなく、2019年から試験飛行や実証実験を行い、2020年代の半ば、2023年には事業としてスタートさせ、早くても2030年代からの実用化を拡大させてく計画とのこと。

そのために、ロードマップでは、機体の安全性、技能証明の基準等の制度整備、安全性・信頼性を確保し、それを証明する技術や自動飛行・運行管理・電動推進に関する技術の開発などの今後の工程も分かるようにしています。

実現にはまだまだ課題が山積みですが、単なる未来の夢物語でなく「人の役に立つ為の空飛ぶクルマ」が、空を行き交う姿を想像すると、そっちの方がカッコイイと思ってしまうオパオパでした!

この空飛ぶクルマニュースは、今後も追跡したいと思います!それではまた!

動画はこちらからどうぞ↓

さあ、空を走ろう。-Let’s drive in the sky –

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経済産業省
“空飛ぶクルマ”の実現に向けたロードマップを取りまとめました

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