【いまココ見とけ!ビジネスコラム 第86号 リサイクルシューズでどこまでも アディダスが開発した”100%リサイクル可能な”シューズとは?】

こんにちは。
先日、ウチの部署に研修に来ていた新人から「え?「サンゴウ」って苗字じゃなかったんですか?」と驚かれたワタナベ3号です。

…確かに最近、みんな私を呼ぶ時は「ワタナベ」部分はしょってますからね。
みんな「3号」もしくは「3号さん」ですし。
どんな漢字でイメージしていたのか気になるところですが、その新人さんはもう次の部署へ研修に行ってしまったので、謎のままです(笑)

そんなことよりも、こちらのニュースが気になったので、今日のいまココネタとしてご紹介しましょう。

アディダスが”繰り返し生まれ変わる”シューズ開発へ
使用済みの製品を回収、糸、バイオ燃料に再生

スポーツシューズブランドのアディダスでは、海洋プラスチック対策の新たなリサイクルの取組として、使用済みのウエアやシューズなどを回収し、それを原料にしたアパレル製品の生産、販売すると発表しました。

アディダスは廃棄プラスチックの再生技術を持つ「日本環境設計」などと連携して、回収したウエアやシューズなどからでたポリエステル繊維は新しい糸に、セルロース繊維はバイオ燃料に、それ以外の繊維は断熱材などに利用し、最終的には埋め立て処分する廃棄物をゼロにする、というものです。

さらにアディダスでは、素材を循環利用できるシューズの開発も進めており、こちらは”100%リサイクル可能”なシューズだというのです。

その名は「FUTURECRAFT.LOOP(フューチャークラフト.ループ)」。

従来のシューズは、混合した複合材料や、コンポーネントの接着剤を使用しているため、リサイクルが困難とされていました。

この度アディダスが発表したフューチャークラフト.ループは、単一素材を採用し、接着剤を使わずに再生ができるように設計されているので、シューズをアディダスへ返却すると、製品はまた新たなシューズの素材として生まれ変わることができるのだそうです。

すでにベータ版プログラムが展開されており、このデータをもとに、フィードバックを収集し、2021年春夏にフューチャークラフト.ループの一般リリースを目指しています。

アディダスは2015年ごろから、海洋環境保護に取り組むパーレイ・フォー・ジ・オーシャンズと協業して、海洋プラスチック廃棄物や深海刺し網などからランニングシューズを作ったり、2024年までに全ての製品に100%リサイクルされたポリエステル採用を公約するなど、プラスチック廃棄物に対する取り組みを強化しているそうです。

いやはや、想像もしていなかった取り組みです。

今年から息子がサッカーを始めたので、アディダスのシューズで一緒に汗を流そうかな、と思いました。
もちろん、くたびれたシューズはアディダスのリサイクル箱へ、ですね。

かつて「おしゃれは足元から」と言ったものですが、これからは「環境保護は足元から」という時代になるのでしょうか?
私も海洋プラスチック問題など、最近の環境問題を見直して、息子と一緒に考えてみたいと思います。

それではまた。

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>>元記事

>>FUTURECRAFT.LOOP について

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