<注目のプログラミング言語「Python」を知ろう【2】> Pythonを使って何ができるか?Pythonを学ぶ際の注意点など

プログラミング言語界の超新星ともいわれている「Python」は、初心者から熟練者に至るまで支持者が多く、Pythonを使うプログラマーは「パイソニスタ」と呼ばれています。世界で名の知れた有名WebサービスもPythonを使って構築されており、日本でも国家試験に採用されるなど、これからのビジネスにも必須のプログラミング言語と言われています。プログラミング言語には、言語のタイプによって得意分野、不得意分野がありますが、「Python」では何ができるのでしょうか?Pythonの可能性について、見てみましょう。

 

Pythonの可能性を示す豊富な「ライブラリ」とは?

Pythonで「できること」をお話しする前に、まずPythonの大きな特徴である「ライブラリ」を解説致します。「ライブラリ」とは、Pythonを上手に活用するためにまとめられているプログラム集のことです。その数は数万点以上に及び、様々な分野のプログラムが誰でも使えるようになっています。Pythonには、以下の分野のライブラリが充実しています。

・画像処理/音声処理/動画処理
・数値計算/信号処理/統計処理
・自然言語処理
・Web開発/サーバ/フレームワーク
・データベース

ライブラリの利点は、種類の多さだけではありません。Pythonは、処理速度の遅さが欠点のひとつとして指摘されていますが、ライブラリを使用することにより、処理速度の遅さを改善することも可能となります。

 

Pythonを使ってできること

まずは、Pythonを使って「できること」について、まとめました。

●機械学習や深層学習(ディープラーニング)を活用したAI開発
Pythonの得意分野で、まず挙げられるのが機械学習や深層学習(ディープラーニング)を活用したAI(人工知能)の開発です。AIを開発するには、まず以下の4つの要素が必要となります。

・画像解析分野
・音声解析分野
・自然言語処理分野
・創造分野

これらの「人間のように学習するロボットを作る」ためには、機械が対象の画像や音声を解析し、理解して、次にどうするべきかを学習させる必要があります。Pythonには、AI開発のための、機械学習や深層学習(ディープラーニング)などのライブラリも充実しており、ゼロからプログラムを組む手間を省略できる分、非常に効率的に作業ができます。

●Webサービスやアプリケーションが作成
Pythonで最も使われている分野が、Webアプリとされています。誰もが知っている「Instagram」や有名な「Dropbox 」は、Pythonを使って作られています。Pythonは、動作確認やエラーチェックが、他の言語よりも簡単にできるため、SNSや仕事効率化アプリ、エンターテイメント系アプリなど、大規模なWebアプリケーションの作成に向いています。

●データ解析や分析のアプリケーション
Pythonは、データ解析や分析のアプリケーション作成にも向いています。ライブラリには、グラフ操作や統計解析をするプログラム、データを表形式で扱えるプログラム、数値計算やデータ操作をするためのプログラム、科学計算や技術計算ができるツールやプログラムなどが充実しているため、例えば、顧客が購入した商品の種類や数から、一人当たりの単価や利用回数などのデータを集め、それを解析するプリケーションを作ることが可能です。

 

Pythonを学ぶ際に気を付けること

Pythonは、手軽で初心者にも学習しやすく、これから先も可能性が広がるプログラミング言語ですが、学ぶ際には注意点もあります。

●Pythonの苦手なことも知っておく
Pythonは、万能ではありません。以下のような欠点も挙げられています。

・ゲームアプリケーションの開発には向いていない
・処理速度が遅い

手軽に扱えるプログラムである反面、処理速度が遅いという欠点があり、ゲームの開発には不向きとされています。ゲームには、処理速度の速いC言語、スマホアプリ開発にはJavaが向いています。Pythonを使う場合は、作るものがPythonに向いているものかどうかを確認しておくことが、重要です。

●Pythonを習得する際はライブラリやフレームワークも覚えておく
Pythonだけで学べるのは、「コードの組み方」です。Pythonを使いこなすためには、自分が作りたいプログラムに向いたライブラリの分野、プログラムの種類、フレームワークなども同時に学んで、合わせ技で使えるようにすることが、Pythonを使いこなすコツでもあります。

 

Pythonを使えるようになりたい人はWebセミナーがおすすめ

Pythonの得意分野であるAI開発などは、これから先のビジネスでも必須の分野となります。特に、小売、運輸、製造などの分野は、AIが活躍する場が増える状況にあり、需要も増えると見込まれています。これからのビジネスにPythonのスキルを活かすために、Webセミナーなどで繰り返し学び、すぐに活用できるようにしましょう!

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【参考サイト】
Samurai Blog
>>>Pythonのメリット・デメリットを簡潔にまとめてみた【初心者必見】

>>>【初心者向け】Pythonでできることは?具体例8選と学習方法を紹介

>>>Pythonのメリット・デメリットを簡潔にまとめてみた【初心者必見】

Udemyメディア
>>>Pythonとは?何に使えるの?Pythonの特徴や使いみちを詳しく解説