投資信託への投資メリット・デメリットとは

投資信託を検討するにあたって、そのメリットとデメリットを事前に把握しておくことはとても大切です。
投資信託のメリットとデメリットを押さえていきましょう。

投資信託のメリット

多くの人から集めたお金を1つの資金として、
プロのファンドマネージャーが運用する投資信託にはメリットが5つあります。

1点目は、少ない額から投資ができる点です。
投資信託では大多数の人間から資金を集めて運用します。
集まったお金を1つの資金とみなすため、1人あたりが投資する金額は少なくても問題がありません。

2点目は、運用をプロに委託できる点です。
投資信託では運用はプロのファンドマネージャーが行います。
そのため投資について専門知識がなくても投資に参加でき、利益を得ることができます。

3点目は、少額でも個人では購入しにくい銘柄に投資ができる点です。
外国の債券や不動産投資や外貨など、個人で購入するのが難しい銘柄を投資対象とした投資信託商品も多数あります。
投資信託ではこれらの商品を少ない額から購入できます。

4点目は、少額の投資で分散投資が行えるのでリスクが減らせる点です。
投資信託ではリスク回避のために複数の会社や債権に投資を行っています。
リスク低減のために分散投資を行うのは投資の基本ですが、投資信託ではそれぞれ小額で行うことができます。

5点目は、積み立て購入による長期運用が可能な点です。
投資信託では毎月一定額を積み立てて購入することができます。
毎月一定額にすることで、値段が安い時に多く口数を購入できるドル・コスト平均法が行えます。
多額の投資資金が手元になくても、コツコツと積み立てることで長期の投資信託運用が可能です。

投資信託のデメリット

メリットの多い投資信託ですがもちろんデメリットもあります。

1点目は元本保証がない点です。銀行であれば預けたお金はすべて引き出すことができます。
利子がついてお金が増えることがあっても減ることはありません。
また、銀行が倒産したときでも定められた額まではお金の権利が保証されています。
その点投資信託では運用の結果によっては投資したお金が減る場合があります。

2点目はコストが必要な点です。投資信託は多数の専門家が関わって運用されています。
投資信託の購入・維持・売却にはそれぞれの専門家に手数料を支払う必要があります。

投資信託のデメリットを減らすには

メリットの多い投資信託ですが、
始める際にはデメリットを確認し可能な限りリスクを低減する必要があります。
元本保証がないことに関しては、運用成績の良い商品を選ぶことで低減できます。

投資信託に必要なコストも商品や販売会社によって異なるため、適切な会社を選ぶことで低減できます。
投資信託のデメリットを減らすには情報収集が欠かせません。
書籍やインターネットなどを活用したり、専門家が開催するセミナーに参加して情報を集めましょう。

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