【いまココ見とけ!ビジネスコラム 第78回 財布どころかカードもいらない? ファミマ×パナソニック 「顔」で支払う手ぶら決済実験店開設】
こんにちは。
先日、子供の運動会だったのですが、今年度、息子のクラスに「ワタナベ」が4人いると知り、思わず、
「え、じゃあクラスで何号って呼ばれてるの?」
と、食い気味に聞き「え? 名前」と返されて我に返ったワタナベ3号です。
確かにみんな、体操着の名前のところ、苗字の横に名前が書かれていたね。3号とか書かれてなかったね。
ちなみに苗字の漢字は全員微妙に違うそうです。
そんな私ですが、ナンバリングを気にせずに、今日のいまココネタをご紹介いたします。
「手ぶら決済」可能に!? ファミマとパナソニック、次世代コンビニ実験店開設
キャッシュレス化が着々と進んでいるコンビニ業界ですが、一歩先行くキャッシュレスは「顔認証の手ぶら決済」のようですね。
ファミリーマートとパナソニックは、画像認証技術などを使った、次世代型コンビニエンスストア実証実験店舗「ファミリーマート佐江戸店」を開設しました。
いまコンビニ業界では、人手不足と人件費高騰に頭を悩ませています。
ファミリーマート佐江戸店では、パナソニックがフランチャイズ契約を結び、佐江戸店に隣接するパナソニックの工場の技術陣が一課題解決に取り組みます。
まずは、カメラで画像を認識して、商品の欠品を検知するシステムを天井に設置、レジにもカメラ画像技術を駆使し、客が買った商品をレジのカメラで判別、同時に顔も認証して購入者を特定して決済することを可能にしました。
画像分析は個人情報に関わる、という懸念がありますが、その辺もぬかりなく対策済で、天井に取り付けたカメラと一緒に、人の熱を検知するセンサーも設置したとのこと。
このセンサーがいい仕事をするそうで、個人情報はとらずに、店舗内の人の流れや混雑ぶりまで分析できるそうです。
さらにカメラ画像から、年齢別を性別、購入商品を特定して、画像残さずに属性だけを記録する、という仕組みも取り入れています。
まだまだ実験段階ですので、当面はパナソニックの社員限定でシステムを利用するそうです。
もちろん、この店舗には店員もちゃんと存在しており、欠品の補充や、トイレ掃除など、人の手が必要な場合は、ウエアラブル端末に適宜業務指示が飛ぶようになっています。
コンビニ業務は一人の店員に対する負荷が大きいと聞きますが、これなら大幅に負荷を軽減することが可能ですね。
手ぶら顔認証決済が今後どのような拡大を見せるのか、目が離せません。
もしかすると、子供たちが大きくなったころは「コンビニのバイト」という、アルバイトの登竜門が、狭き門になってるかも?
そんなことを思いつつ、ちょっとコーヒーを買いに行ってきます。
またお会いしましょう。ワタナベ3号でした。
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