【いまココ見とけ!ビジネスコラム第37回「年神パワーは御年魂![『お年玉』の意外なルーツとは」】

                        
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ポチ袋を用意しながらこんにちは。小池です。
いかに立派なおじさんの威厳を保ちながら渡せるかどうか試行錯誤しつつ、かわいい甥っ子姪っ子の為のお年玉配分なうです。
                                                    
お年玉の相場などを見ていたら、お年玉のルーツが気になったのでちょっと調べてみました。
そこでまず知った衝撃事実がコチラ。
                          
『江戸の頃のお年玉は餅だった』

                          
いやこれ、驚きです。
衝撃すぎて「あ、餅でもいいんだ」と受け入れてしまう所でした。

                                                    
とはいえ、イマドキの子供たちに「そーれ、おじさんがお年玉をあげよう~」などと言いながら餅でもバラ撒こうものなら、甥っ子姪っ子たちからチベットスナギツネのような目でみられてしまう事でしょう。

                          
おじさん、そこまで勇気ありません。

                          
せっかくですので今日のいまココは「お年玉のルーツ」について語ってみようかと思います。

                  
お年玉が餅だった江戸時代。
この頃のお正月の過ごし方は、その年に新しく訪れた年神様と一緒に過ごす事をとても大切にしていました。
                                                    
「家に年神様がやってくる」=「新年に何かいいことがある」とされ、年神様からは「パワーがもらえる」という非常にポジティブな思考があったそうです。

                          
さてその年神様、一体どこにおわすのでしょうか?
一緒に布団でゴロゴロしてくれるのでしょうか?
こたつに入って一緒にスマブラで大乱闘をしてくれるのでしょうか?
                                                    
いいえ。
                                                     
年神様はほら、そこ。
お正月のシンボルである「鏡餅」そして「餅玉」に宿ると言われているのです。

                          
この年神様の宿った餅を、一家の主が家族に「御年魂」として分け与え、家族は餅玉を食べて年神パワーをモノにしたのだとか。

                          
年神さまの宿りし餅玉、とってもご利益ありそうですね。
                                                    
餅玉の御年魂は明治から大正、昭和初期へと受け継がれてきましたが、高度成長期頃に餅の代わりにお金となり「家族」に分け与えていたものが「お年玉」として「子供」のみに手渡されるものとなった、そんな経緯があるそうなのです。

                                                    
ちなみにお年玉の相場は、未就学児が500円~1000円前後、小学校低学年が2000円前後、小学校高学年が3000円前後、中学生以上が5000円前後が一般的です。
                                                    
もちろん、縁起物でありますので400円や4000円など「4」のつく数字はタブーとされています。

                          
私が物心ついた時にはすでにお金だったので、昔は餅と言われたら、まあ―正直、「お金の方で良かった」と思ってしまうわけでありますが、当時もらったお年玉は右から左へと使い散らしていたので、もし、年神が宿りしお金だとしたら、もう少し大事に遣うのであったと思ってしまうわけです。

                                                    
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お年玉を渡すときに甥っ子姪っ子にお年玉を渡す時に、この餅の話をしてみようと思います。
それではまた週明けごろに。小池でした!

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