いまココ見とけ!ビジネスコラム第12回「スギよ、あなたはエラかった」
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スギの成分から自動車部品 産総研や光岡自、2022年実用化目指す
どうも!
花粉症の季節にはごついゴーグルに多重マスクという重課金者レベルの厳重装備で身を固めないと生きていけない男、オパオパです!重課金者レベルというか、ふつーにリアル課金ですね。コレ。
毎年シーズンになるとのスギ花粉の飛散情報に一喜一憂します。なのでニュースに「スギ」の文字が入っていると「なぬ!もう奴らが!」とついつい過剰反応してしまうんですよね(苦笑)そんな私が見つけた「いまココニュース」はこちらです!
~スギの成分から自動車部品 産総研や光岡自、2022年実用化目指す~
産業技術総合研究所、森林研究・整備機構・宮城化成、光岡自動車が共同で、「スギ成分から自動車内装品を開発する」という世界初の試みに挑んでいるとのニュースです。
スギを使うと聞くと、スギ材を使ったような木目調の内装をイメージしがちですがそうではありません。スギ材に含まれる「リグニン」という成分に高分子化合物を結合させて性質を変化させて抽出し、それを繊維強化複合材として使用するのだそうです。
この繊維強化複合材をボンネットやドアの内側、ひじ掛けなどの内装材に使用し、長時間の使用に耐えられるかの走行実験を実施します。2022年の実用化を目指しているそうなので、そう遠い未来ではないですね!
実験がうまくいけば、従来の樹脂品よりも強度に優れ、コストも抑えられる自動車が誕生するかもしれないとなると、もはやスギ花粉憎しとか言っていられません(笑)
そうそう。「リグニン成分」はスギの端材を利用する植物系バイオマスの一種だそうです。
確か、植物系バイオマスは現代林業の新たな活路として林業を持つ自治体でも研究が進められている分野です。
スギ成分を内装使った自動車の実例ができれば、地域創生や林業の活性にもつながるので、これはいいニュースではないでしょうか。
せっかくの光岡自動車だからオロチに搭載してもらいたいですね!
「スギ」というワードから思わぬハイテクニュースを拾う事ができて、なんだかラッキーな気分になったオパオパでした!
それではまた!
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