【いまココ見とけ!ビジネスコラム第85号 おいしく熱中症対策 ニーズを掴むキリンビバレッジの戦略とは?】

梅雨の合間の日差しがまぶしいくらいの夏日ですね。
湿気が重たい今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?
毎度おなじみリーダー小池です。
暑さにはそこそこ強いはずなのですが、湿気だけはどうにもいけません。
じっとりにじむ汗がなんともニガテです。
そうだ。こんな時こそランチはアツアツのラーメンだ。

…と、本能のままラーメン屋へ一歩踏み出すその前に、暑さに微妙なお年頃となってしまったリーダーの私が気になるいまココネタはこちらです。

熱中症対策ニーズを掴む!キリンビバレッジの一手

真夏に限らず、6月のこの時期から熱中症にかかるリスクはそこかしこ存在します。
気温が30度に達していないのに、エアコンのない部屋でお年寄りが熱中症で倒れる事例も後を絶ちません。

そんな熱中症に敏感となるこの季節、あの飲料を掲げ、熱中症対策を謳うメーカーが存在します。

キリンビバレッジは夏季に向け、本格化する熱中症対策ニーズに対応し、2019年から専門資格者によるセミナーを通し、人気商品「ソルティライチ」を中心とした関連商品を拡販するそうです。

なんでも営業担当に、環境庁の官民プロジェクト「熱中症アドバイザー」の資格取得を推進。すでに74人が取得し、早期に100人に増やすとのこと。

この熱中症アドバイザーの人たちが、小売店の催事場や、企業法人、老人ホームで、熱中症予防・対策セミナーを開催しながら「ソルティライチ」を展開し、認知度を高めて販売促進につなげる、というのがこの企画のねらいどこのようですね。

また、セミナーだけでなく、各地の小学校に、熱中症予防啓発と対応商品のPRをまとめた冊子約30万部の配布を6月末までに実施します。

これだけでなく、実際にソルティライチを飲んで知ってもらうため、全国7都市で、商品も5000本ずつサンプリングされます。

キリンビバレッジマーケティング部は、

「特にソルティライチは”おいしい熱中症対策商品ナンバーワン”を目指し、さまざまな施策を展開する」

と語っています。

なるほど。
「熱中症予防」とニーズにあった商品のコンボであらゆる方向にぬかりない戦略を展開する、というわけですね。

熱中症予防ならコレ飲まなきゃって思える商品になれるなら、自然と手にとる人も増え、売上も伸びますし、真夏になってからよりも、今の時期から熱中症を意識してもらうにはピッタリですね。

暑いならよりいっそう汗をかこう、なんて思っていた自分がハズカシイ…

とはいえ、ランチにラーメンの選択肢はもうやめられない止まらないので、帰りにちゃんと汗かいた分の水分補給をします!

以上、ランチ前にリーダ小池がお伝えしました(笑)
それではまた。

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