【いまココ見とけ!ビジネスコラム第52回 お化粧は「貼って」OK? パナソニックの有機ELパネル技術もたらす「貼る化粧」とは】

リップクリーム片手にこんにちは。
いまココリーダー、小池です。

乾燥した唇がタテに割けると痛いですよね。
そんな荒れた唇では、ラーメンを美味しくいただけないので、この時期リップクリームが手放せないわけです。はい。

とはいえ、ちまちまとリップクリームを塗るのはどうも性に合いません(苦笑)

なにかこう、唇にペタっと貼ってぷるぷるになるようなものはないか、と思っていた私の前に、素敵ないまココニュースが目に止まりました!

パナソニックが化粧の概念を変える(有機ELパネルの製造を技術を生かして「化粧シート」を製造

顔に「塗る」のではなく「貼る」化粧。
パナソニックは今年3月に有機ELの製造技術を転用して開発した「化粧シート」の製造システムを販売するそうです。

一体どのようなシステムかというと、まず、鏡からしてハイテクです。
カメラを内蔵した鏡に顔を映し、画像から光の反射具合で、しわや毛穴、小じわなどを特定。その情報をベースにして、専用の印刷機が、複数の層を重ねた化粧シートを作製するとのことです。

この技術に、パナソニックの有機ELの製造技術が転用されていて、光や色の三原色といった科学的な分析により、シミを隠す効果が高い成分を選んで配合し、シートを作製するそうです。

従来の化粧は、ファンデーションなどを重ねて塗るため、いわゆる「化粧が厚く」になることもありますが、シートの場合は「厚くならない」メリットがあります。

化粧しない私でも、すごいな、と思う技術ですが、この技術のすばらしいところは、化粧シートの斬新さばかりではありません。

カメラ内臓の鏡にはディスプレー機能も備えており、測定後にしわやシミの程度がグラフ化できたり、肌の調子が履歴として残るので、肌の手入れのアドバイスも可能なのです。

昨今、ネット通販に推されて、顧客が「来店」する機会が減った化粧品メーカーにとって、実店舗に通ってもらえる可能性の高いこのシステムは、一筋の光明とも言えるのではないでしょうか。

さらに「貼るだけ」という手軽さは男性向けでもあり、また皮膚科などでは医療用としての可能性も視野に入れているそうです。

この技術が広く展開されれば、私が思い描く「メンズ用唇ぷるぷるシート」も夢ではないかもしれません。
とはいえ、今はまだ、リップクリーム一択なので、地道にぬりぬりしようと思います。

皆さまもお肌と唇の乾燥にはお気をつけて。小池でした。

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