モラルハラスメントの見抜き方・見分け方とは

モラルハラスメントという言葉は最近ニュースなどでも良く聞くようになり、企業としても対策を求められています。
ただ、モラルハラスメントの怖さは問題が表面化する時には被害者の心が限界になっている場合が多いということです。
そのため、周りの人が少しでも早く気づいてあげることが問題を大きくしないための重要な要素になるのです。
ではモラルハラスメントにあっている人の見抜き方はどのようにすれば良いのでしょうか?

加害者と被害者の関わり方

一番目に見えて分かるのが加害者が被害者にどのように接しているかということでしょう。
しかし、モラルハラスメントの怖い所は、加害者は他の人がいる所ではモラルハラスメントを行わないということです。

また、あまり敏感になりすぎるとそれが仕事上のお説教なのか、
モラルハラスメントなのかということが分からなくなってしまいます。

被害者の体調の変化

モラルハラスメントの被害者の人は「自分が100%悪いんだ」と思い込んでしまう洗脳状態になってしまっている場合が多くあります。
そのため、自分では辛いと思っていても人に相談をしない場合が多いのです。
そういう人が人に相談したり、本当に目に見えて分かる状態の時には限界に達している場合がほとんどです。
そうなる前に周囲の人が気づいてあげる必要があるのです。

いつも明るく笑っていた人なのに、最近は表情が暗くふさぎ込んでいるような感じがする。
活発だった人が外出などもしなくなり、人と触れ合わなくなっている。
など、一概にどのような症状とは言えませんが、周囲の人が落ち込んでいたり、元気がないと思ったら積極的に声をかけてあげてください。
あなたの声掛けでモラルハラスメントについて相談し、その人の救いになるかもしれません。

モラルハラスメントの前科があるのか

モラルハラスメントは、加害者もそれがモラルハラスメントだと気づかずにしている場合が多いです。
つまり、前科がある人は知らず知らずのうちに同じ過ちを繰り返してしまうかもしれません。
もちろん自分自身反省をし、改善するように努力をしている人のほうが多いでしょうから偏見の目で見ることはしてはいけません。

しかし、繰り返してしまう可能性が高いということを周囲の人も分かったうえで、
冷静な目で見ることでモラルハラスメントを見抜くことが出来るのです。

その行為がモラルハラスメントなのかということを見抜くことは非常に難しいと言えます。
それを疑うことで、万が一違った場合どうしようと不安になってしまうでしょう。
しかし、社会全体で防いでいかなければならない課題でもあります。

最近ではモラルハラスメントについてのセミナーなども開催されています。
防ぐためにはまずはモラルハラスメントについてしれることが重要です。
モラルハラスメントについて興味のある方は是非一度そういったセミナーを受講してみてください。

>>>最新のハラスメントセミナー情報はこちらから

>>>その他のリスクマネジメントに関する最新のセミナー情報はこちらから