プレゼン初心者必見!相手に「伝わる」プレゼン構成のポイントとは?
プレゼンがうまくいかない、プレゼンに自信がない、成功させるポイントが分からない、などなど、プレゼン初心者の悩みは尽きません。プレゼンの準備をするとき「目的」は理解していますか?プレゼン相手の姿は見えていますか?相手に「伝わる」プレゼン構成にするにはどうしたらよいか、そのポイントを探ってみましょう。
まずは、自分の目的を明確にする!
「プレゼンテーション」とは、簡単に説明すると「自分が伝えた内容により、相手にアクションを起こしてもらう」手法です。商品を買ってもらいたい場合や、企画を採用してほしい時の、ビジネスシーンだけでなく、日常生活や政治の世界でも当たり前に行われています。相手にアクションを起こしてもらうためには、相手に「伝わる」プレゼンでないと意味がありません。相手に自分の企画を伝えて動いてもらうためには、まず自分がその企画内容を把握している事、そしてその企画そのものが相手にとってアクションを起すに値する内容であることがポイントです。プレゼンのことを考える場合は、まず自分の目的の把握、そして相手にどう動いてほしいかを常に念頭に置くとうまくまとめることができます。
プレゼン資料を作る前に準備しておく4つのポイント
プレゼン資料を作成する前に、まず心構えとして準備しておく4つのポイントをご紹介します。
①相手に「伝わる」ためのプレゼン内容にする
まず重要なのは、プレゼンの内容が「相手に伝わる」事です。数字の羅列や書いてあるものを読むだけのプレゼンでは相手に「何が言いたいのか」と思わせるだけになってしまい、アクションを起こしてもらえません。自分のプランによって相手にどう動いてほしいか、正しくキチンと伝わるような内容にしましょう。
②相手の心を動かす、興味が持てるプレゼン内容にする
プレゼン内容を理解してもらっても、その意思が上手く伝わらず動いてもらえない事もビジネス上では多々あります。自分の企画意図を正しく伝えるだけで相手が動いてくれるほど甘い世界ではありません。相手に興味を持ってもらえる、もしくはメリットを感じさせる魅力のあるプレゼン内容であることが必須となります。
③相手の立場になり、想定問答集を用意する。
相手が興味を持ってくれたなら、そのロジックに矛盾はないのか、企画に抜けている点がないか、どんな反対意見があるかなども想定しておくと状況をプラスに転じるヒントにもなります。同僚や上司の意見も聞いて、自分の企画を客観視してみる事も大切です。
④相手がアクションを起こした時に受け入れられる環境を整えておく
せっかく相手がアクションを起こそうとあれこれ質問してきたときに、即答できないケースや、実はまだ受け入れられるような環境でない場合などでは、相手を失望させる可能性もあります。理屈ばかりのプレゼンにならないよう、相手がすぐにアクションを起こしても十分余裕もって受け入れられるような環境も整えておきましょう。
相手に「伝わる」分かりやすいプレゼン資料を作ろう!
上記のポイントをおさえ、プレゼン資料を作成していきます。色々な作成方法がありますが、基本的には、「起承転結」の流れに沿ったものをお薦めします。
「起」:プレゼンの目的を明確にし、問題提起をします。
「承」:問題についての現状など、データなど根拠情報をあげて掘り下げます。
「転」:従来までの方法の問題点から、新しい視点での解決策を提案します。
「結」:解決策を取り入れる(相手のアクション)ことにより、どのようなベネフィットがあるかを明確に伝えます。
作成方法として、まずはメモに書きだしてみてはいかがでしょうか?より頭が整理されて、足りない要素やいらない文言なども見えて来ます。情報を整理する為にも、下書きをしてから資料を作成する癖をつけましょう。
最後に、より良いプレゼン資料を作るためには、セミナーに参加することがお薦めです。プロから直接プレゼン成功についてのコツを学べるチャンスです。経験豊富なプロからノウハウを学び、プレゼンマスターを目指しましょう!