モラルハラスメントを受けやすい人の特徴
最近色々な所で大きな問題になっているモラルハラスメント。
精神的な暴力行為で「精神的な殺人」と言われることもあるモラルハラスメントは、
現代社会の闇と言わざるを得ません。
ではモラルハラスメントの被害者にならないためにはどうすれば良いのでしょう。
それはモラルハラスメントを受けやすい人にならないようにすることです。
ではモラルハラスメントを受けやすい人にはどのような特徴があるのでしょう。
メランコリー親和型性格
モラルハラスメントを受けやすい人の代表的な特徴として言われるのが「メランコリー親和型性格」の人です。
メランコリー親和型性格とは、「几帳面」「律儀」「正直」「生真面目」など一見すると非常に素晴らしい人になります。
しかし、責任感が強く、人の役に立つことをするのが好きという反面、
人と争うことが嫌いで良い人だと思われたいという特徴も持つメランコリー親和型性格の人は被害者になりやすくなります。
また、メランコリー親和型性格と言われる人の多くが、責任感の強さから不条理なことで責められても自分が悪いんだと思ってしまうことも、被害者になってしまう要因にもなっているのかもしれません。
他人への依存心が強い人
他人への依存心が強い人も、モラルハラスメントを受けやすくなるとされています。
他人への依存心が強いため、他の人に嫌われることを恐れ自分が悪くないと本心では思っていても、争いを避けるために認めてしまったりするからです。
そうするとモラルハラスメントの加害者となるような人はそこに付け込んでくるのです。
自分が支配されているような環境で育ってきた人
元々育ってきた環境が、自身が支配をされるような環境だった人も被害者になりやすいと言われます。
そういう人は最初は自分がモラルハラスメントの被害を受けているということも気付かずに、ある程度の支配に対しては当たり前と思ってしまいます。
それがエスカレートしていき、しらないうちに自分の心が耐えられない部分まで達してしまうのです。
モラルハラスメントはある意味一種の洗脳と言えます。
被害者も加害者もそれがモラルハラスメントと気付いていない場合も多くあります。
そして被害者の心の限界を超えた時に、一気に感情が爆発してしまうのです。
そうならないためにはどうすれば良いのでしょう。
実はモラルハラスメントに関して相談をしてくれる所や、セミナーなどが沢山あるのです。
ただ先ほど述べたように、当事者は自身が当事者であると気付きません。
もしも一度でも周りの人からモラルハラスメントの加害者や被害者だと言われたことがあるのであれば、それは危険信号です。
モラルハラスメントは加害者も被害者も不幸にします。
セミナーなどに参加し自身を見つめなおすことで手遅れになる前に気付きましょう。
