内部統制に必要な資格にはどのようなものがあるか

企業の不祥事に関するニュースが相次ぐ中で、内部統制の必要性が高まっています。
しかし、企業における内部統制とは何なのでしょうか?
また、内部統制に必要な資格には、どのようなものがあるのでしょうか?

企業における内部統制とは?

企業の社会的信用度が低くなれば融資が受けにくくなったり、
上場企業であれば株価が暴落したりと、企業活動に大きな影響を与えます。
社会的信用度を落とす要因には、従業員による不祥事やミスなどがありますが、これらを防ぐ仕組みが内部統制です。
つまり、企業における内部統制とは、安定的に企業活動を行うために重要な仕組みなのです。

内部統制に必要な資格1 ~国内の資格~

国内の資格では、「IPO・内部統制実務士」とその上級資格である「上級内部統制実務士」という資格があります。
日本経営調査士協会が認定している資格で、IPO・内部統制実務士はIPOと内部統制の全般に関する知識と実務を認定するものとなっています。
それに対して上級内部統制実務士は、内部統制に関する高度な知識を修得していることを認める資格となっています。

内部統制に必要な資格2 ~国際的な資格~

内部統制の代表的な資格には、IIA(内部監査人協会)が提供し、日本内部監査協会が日本での試験を主催している、「CCSA(内部統制評価指導士)」という内部統制の自己評価に関する専門家としての能力を証明する資格があります。

また、同様にIIA提供している「CIA(公認内部監査人)」も、内部統制に必要な資格の1つで、この資格を取得することで、内部監査人としての能力を証明することができます。

さらには、ISACA(情報システムコントロール協会)主催の「CISA(情報システム監査人)」や、
ACFE(公認不正検査士協会)主催の「CFE(不正検査士)」といった資格も、内部統制に必要となります。

このうちのCISAは、情報システム監査や情報セキュリティなどITの内部統制に関する資格で、CFEは不正の防止や発見、抑止の専門家であることを認める資格です。

内部統制に必要な資格には、このようなものがあります。
また、この他では、公認会計士の資格もあれば役立つようです。
これらの資格を取得する際には、セミナーなどを受講すると、より効率良く学ぶことができます。