【いまココ見とけ!ビジネスコラム第90号 労働力をスマート改革! 2022年開業予定新・仙台貨物ターミナル駅のICTな仕掛けとは?】

アジサイをながめながらこんにちは。小池です。
いいおっさんがどこでアジサイを眺めているのか。
道の植え込み、ラーメンの行列なうなのです。

実はこちら、スープがなくなれば終了のラーメン屋。
しかし今日に限って麺の方が先になくなったらしく、それはそれで終了でもファンは納得するのですが、近所の2号店から麺を融通できるとなり、まさに麺待機列となったわけです。

せっかくの待ち時間なので、アジサイを眺めながら、今日のいまココネタに参りましょう。

JR貨物が構想する「スマート貨物駅」とは
無人運転トラック、入替機関車の遠隔操縦など新技術導入

以前、貨物ターミナル駅の近くに住んでいたことがあります。
高く積まれたコンテナ、縦横無尽に走るフォークリフト、大きなものがぶつかり合う音、機関車の駆動音。
そこまで鉄男でない私でも、ターミナル駅を見るとちょっとワクワクしたものです。

ただし中に入れば話は別。
貨物駅構内は労働集約型の作業が多く、将来的な労働力不足が懸念されています。

そんな中、JR貨物では2022年に移転開業をする新・仙台貨物ターミナル駅を最新のICTを駆使した次世代貨物駅「スマートターミナル」への実現を目指すそうです。

「スマートターミナル」では何ができるかと言うと、例えばホームと倉庫間のコンテナ移送作業をするトラックの無人化運転や、入替用機関車の遠隔操縦、ターミナルへコンテナを運ぶトラックに対して、ETCを使用したスマートゲート設置して、車両認証を自動化する、などなど。

自動化にすることで、これまでかかっていた労力を減らすことができるだけでなく、コンテナの過積載の防止や、ターミナル内の作業効率アップするため安全性、生産性の向上も期待できる、ということになります。

トラックの無人運転ってハードル高そうですが、ターミナル内は閉鎖空間のため、走行環境は通信環境を整えやすいそうです。

新・仙台貨物ターミナル駅19年度内に移転準備を本格化して、20年度には駅本体を着工する見通しとのこと。
駅だけでなく、複数企業が入居するマルチテナント型物流施設「レールゲート」の開発も計画中だそうで、今後物流界に新風を巻き起こしそうですね。

このニュースを見たら、久々に前に住んでたところのターミナル駅に行ってみたいな、と思いました。
おっと、そんなことを思っていたら麺が到着したらしく列が動き出しましたよ。

それではこの辺で。小池でした。

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