ITスキルの基準や指標とは

ITスキルを身に付けていく中で、自分がどのくらいのレベルのいるのかということを気にする人も多いと思います。
ITスキルは人と比べる機会の少ないスキルの為、正直な所自分自身のレベルが高い所にあるのかということは、
非常にわかりにくいのではないでしょうか?
ではITスキルのレベルをわかりやすく把握できる基準という物はあるのでしょうか?

ITスキル標準

ITスキル標準とは個人のITに関する能力をわかりやすく職種や専門分野ごとに明確化・体系化した指標になります。
国が定めている物なので、どの企業でも同じ物差しで能力を測ることができます。
この指標はITに関する11職種38専門分野ごとに7段階のレベルに分けて表されているのです。

11の職種とは「マーケティング」「セールス」「コンサルタント」「ITアーキテクト」「プロジェクトマネジメント」「ITスペシャリスト」「アプリケーションスペシャリスト」「ソフトウェアデベロップメント」「カスタマーサービス」「ITサービスマネジメント」「エデュケーション」になります。
これをそれぞれの専門分野で細分化して38専門分野となるのです。

ITスキル標準は教育の物差しにもなる

企業がITスキル向上の教育を行う際、ITスキル標準と照らし合わせて目標などを設定することにより、無駄のない具体的な計画を立てることができます。
どのような職種のどのような専門分野におけるスキルが必要なのかを考え、計画を立てて教育を行うことが求められます。

ITスキル標準をクリアするだけでは意味がない

これは個人の問題ではありませんが、ITスキル標準をクリアして高い水準のスキルを得るだけでは意味がありません。
そのスキルをどのように活かすのかという戦略を持ち、その戦略に沿った教育計画が必須になります。
その為、企業はきっちりとしたビジネス戦略を立てることが必要なのです。

ITスキル標準は非常に専門的な分野まで踏み込んだ指標になります。
その為、独学で勉強をすることは非常に難しくなります。
教育をする企業側もかなり詳しい人がいなければ厳しくなります。
そういう時に大きな助けになるのがITについてのセミナーです。
セミナーでは非常に知識の豊富な講師に学ぶことができるので専門的な知識を身に付ける近道になるでしょう。
今どうやって勉強すればよいのかわからない方は是非セミナーを活用してください。

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