ITスキル・IT技術者のスキルの評価方法とは
最近では企業でITに関する知識は非常に重要視されるようになってきています。
その一方でITに関するスキルや技術は様々な物があるうえ、評価をする上層部の人があまり詳しくない場合など、適切な評価をどのようにすれば良いのかと悩むことも多いのではないでしょうか?
ではITスキルを評価する際の方法はどのようにすれば良いのでしょうか?
ITスキルを評価する方法は?
ITスキルに限らずある能力を評価しようとした場合、評価基準という物が必要になります。
それは自社内の基準などでも構いません。
評価される側もある程度納得のいくような評価基準を作ることでスキルアップに向けてのモチベーションアップにつなげることもできます。
しかし、自社でITスキルに関しての評価基準を設定することは困難だと考えるかもしれません。
では評価基準に使えるような指標はあるのでしょうか?
ITスキル標準
ITスキルをはかる指標に「ITスキル標準」という物があります。
これは国がIT業界における評価や人材育成のガイドラインとして定めている物です。
11職種35専門分野に分けられた物を7段階で評価できるので、ITスキルを評価するには非常に効果的な指標になります。
自社の基準も必要になる
上記のITスキル標準を利用すると客観的かつ効果的な評価ができます。
しかし、その会社にとって必要なITスキルはそれぞれで、業種によっては非常に専門的な物になります。
その為、ITスキルの重要度が高い会社になればなるほど自社独自の評価基準は必要です。
ITスキル標準では評価できない部分を補うという位置付けでも良いので、自社の評価基準を作りましょう。
ITスキルの評価方法については、ITスキルの重要度が上がれば上がるほど絶対に必要な物になってきます。
しかし、その評価基準を作成する上層部の人がITスキルの重要度アップに追いつけないということが多くなるでしょう。
そういったことを解決する為にも、上層部の方もITスキルにおけるセミナーなどに参加する必要が出てくるかもしれません。
今では、管理者向けのセミナーなども行われているので、そういった物を活用することが今の時代に合った管理者になる近道ともいえるでしょう。