データベースのインデックスの仕組みとメリット・デメリット

データベースは様々なデータを管理するのに重要な役割を果たします。
データの検索はもちろん、挿入や更新、削除といった操作もできます。

データベースの情報を検索するとき、あまりにもデータが多いと検索に時間がかかります。
その検索を容易にしやすくするために、インデックスがあります。
インデックスはどのような仕組みで、そのメリット・デメリットは何なのか、今回の内容で知っておきましょう。

そもそもデータベースとは何か?

データベースは、検索や蓄積が容易にできるようにしたデータの集まりのことを言います。
データベース管理システムのことをそのままデータベースと称することもあります。

データベースは住所録や検索エンジンなどに利用されています。
データベースの仕組みはデータモデルで規定され、現在最も多く使用されているのはリレーショナルデータベースというもので、データの関係性により管理するものです。

インデックスの仕組み

データベースで使用されるインデックスは、検索を高速でできるようにするために用意します。
大量のデータから検索するときに、インデックスを作成しておけば検索が容易にできます。

仕組みとしては、対象のカラム(列)のデータを取り出し、高速に検索できるように手を加えて保存されています。
これを使えば、テーブルから検索せずにすぐ目的のデータが検索できるのです。

インデックスのメリットとデメリット

インデックスのメリットは、検索が高速にできることで、作成しておくと便利です。
インデックスを保存しておくと、デメリットが生まれてきます。
テーブルとは別にデータを独自に保存するため、テーブルにデータを追加するとすべてのインデックスにも追加されるので、データ追加時の処理が遅くなります。

また、格納されているデータが少ないテーブルでインデックスを作成しても、効果はそれほど期待できず、それを作らなくてもテーブルで検索したほうがいいです。

インデックスでもこれだけのメリット・デメリットがありますが、データベースのそのほかのことで知りたいことがあれば、セミナーや関連書籍などで知ることができます。

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