部下のモチベーションの上げる方法とは

部下を持つ人にとって、人の管理というのは非常に頭を悩ませる部分だと思います。
人を管理できなければ仕事の成果を上げることも出来ずに、
会社からは管理者として失格と言われてしまいます。

仕事の成果を上げるために、部下のモチベーションというのはとても重要な要素を占めます。
部下のモチベーションが低ければ、業績を上げることは不可能と言ってもいいでしょう。
では部下のモチベーションアップにはどのような方法があるでしょうか?

身近な目標を示す

どんなに仕事が出来る人でも、目に見えない先にある目標に向けては真剣に努力をすることは困難です。
そこで最終目標に行きつくまでに、いくつかの身近な目標を設定してあげるのです。
その目標を達成していけば最終目標に行きつくようにする事で、
目に見える目標を達成するために部下はモチベーションを上げて頑張ることが出来ます。

部下とベクトルを合わせる

上司であるあなたと部下は組織として一緒に動かなければなりません。
部下も自分がしている仕事と上司が考えていることが違うのであればやる気を出せるはずなんてありません。

まず、上司と部下のベクトル(方向性)を合わせることが必要です。
じっくりと話をし、同じ方向を向くことで、部下もその仕事を達成することが自分のためでもあり組織のためでもあると思う事で、
モチベーションを上げて仕事に打ち込むことが出来るのです。

部下にある程度の権限を渡す

これは上司として信頼できる部下がいる場合に限られますが、モチベーションアップには非常に有効な方法です。
この方法は部下の育成も同時にできるので、上手くいけば組織のレベルアップにも直結します。

能力はあるのにモチベーションが下がっているという部下やいまいち伸び悩んでいるという部下がいる場合には、
上司が責任を取れる範囲で権限を渡し任せてみるのです。
そうすることで部下は信頼されていると感じ、
また任されることによる責任感もでてモチベーションが一気に上がります。

ただしこの場合、部下が失敗した際には上司が責任を取ってあげるという覚悟が必要です。
それを部下のせいにしてしまうと、その後部下からの信頼は無に等しくなります。

モチベーションが下がっている部下とはまず話す

モチベーションが下がっている部下がいる場合はまず話をしましょう。
モチベーション低下の原因が何なのかを探ることが、モチベーションアップの方法を見つけるためには必要なことです。
じっくりと話したうえで、その人にはどういう方法をとることでモチベーションが上がるのかを判断する必要があります。

部下のモチベーションアップは上司にとっては非常に難しい事になります。
それは人それぞれ持っている悩みも違えば考え方も違うからです。
しかし、そこから逃げてしまっては組織の構築はできません。
上司も色々と勉強をしていかなければならないのです。

最近は部下をもつ上司の方向けのセミナーもいくつか開催されています。
部下の指導に悩んでいる方は、こういったセミナーを受けてみてはいかがでしょうか。

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